Pちゃん
Pちゃんという在日韓国人の子を雇った。働き者で、性格も明るく、協力的で模範的な従業員だ。彼女のような子を見つけるのは難しく、神様に感謝だ。
古くからの親しい友達で在日韓国人の子がいるのだが、その事について話した事はなく、触れて欲しくなさそうだった。日本にいた間はバンドをしたり、遊びに行ったり、とても親しくしていたのだが。
そういうものだと思っていたが、Pちゃんは名前からして完全に韓国なので、敢えて避けるのも難しく、面接の時に思い切って尋ねてみた。
「私は在日の学校に通っていて、日本人を憎むように育てられたんですけど、そういうの嫌だなと思ってたんです」
「でも在日の世界にいると制限ばかりで、日本人と付き合うなとかうるさいんで、外の世界を見たくなってオーストラリアに来ました」
予想を反して色々と教えてくれた。仕事を始めてからも、何かと話題に上がった。
日本人と付き合ったりすると、裏切り者扱いされるそうだ。だが在日コミュニティだけで暮らすのは、あまりにも狭く息苦しいという。
「日本に住んでいて、周りに数え切れないほど沢山の日本人がいて、学校で教わるような酷い日本人ばかりではなさそうだし、実際に友達になってみるとみんな良い人ばかりで…何があかんのって感じでした」
それでも日本人と交際すると、悪口を言われて仲間外れにされてしまうのだ。
「それで自分のルーツを知りたくて韓国に行くと、今度は韓国人が私を韓国人として認めてくれないんですよ。韓国語の発音がおかしいとか、なんだかんだ差別的なんです。じゃあ私は一体何者なの?って」
即座に日系ブラジル人の事を思い出した。彼らもブラジルでは「日本人」と言われ、日本人のつもりでいたが、愛する祖国に来たら今度は「ブラジル人」と罵られる。ブラジル人呼ばわりならまだマシで、「ガイジン」と呼ばれるのはかなり悲しいそうだ。なぜなら彼らはブラジルにいた時、日系コミュニティの中で差別感情を込めブラジル人を「ガイジン」と侮蔑していたからだ。
反日精神を洗脳する朝鮮学校など、日本には要らない。以前、聞いた事もあったが、まさか本当だとは知らなかった。
僕の友達は朝鮮学校に通うどころか、自身の国籍についても長い間知らなかったという。知った時は相当ショックだったと思うし、そういう人たちは韓国人という意識どころか嫌悪していたのでは無いか。
知人から聞いた話では、自分が在日だと知って自殺未遂した人もいるらしい。本人の選択ではどうにもならない事だし、恥じないでいて欲しい。
Pちゃんは日本と韓国の橋渡しをしてくれる貴重な存在だと思う。オーストラリアで得た経験が今後に活かされる事を切に願う。
ただ在日の韓国系や南米系の犯罪者は日本にとって迷惑でしか無い。日本の文化を尊重せず、法律を守らないような連中は強制送還が相応しいと思う。まして反日感情を押し付けたり、間接的に刷り込んだりするのは言語道断だと思う。
そんな連中のせいで、大切な友達やPちゃんのような良い子までが差別される事があってはならない。また、天皇に騙されて南米で地獄を通った同胞の子孫たちを差別するべきではないと思う。