第２６２回 我が魂よ主を褒め称えよ

賛美は天国の前味です。自分が最悪の状態にあっても、それを味わう事が可能なのです。僕も、そういう経験が何度もあります。自分の力が失せた時、堕落して道を外してしまった時、不安な時、悲しい時、いつも賛美によって助けられて来ました。

「我が魂よ、主を褒め称えよ」と詩篇にあるとおりに。

海外の暮らしはエキサイティングで、楽しいものでした。しかし、それだけではなく、トラブルも沢山ありました。難しい事がありました。また、色んな誘惑もありました。自分の弱さにより、色んな過ちを犯してしまいました。クリスチャンでしたが、僕は多くの失敗を犯しました。

最悪の状態でいると、悪魔の囁きがやってきます。「お前はもうダメだ」「偽善者じゃないか」「よくそんな顔していられるな」など。そういう時、落ち込んでしまうのですが、賛美を聞くのです。そして賛美を聞いているうちに、一緒に口ずさみながら、それは祈りに変わります。

こんな自分でもあなたは愛して下さった、そして今もその愛は変わらない事を感謝します、なんと素晴らしい主の愛は、という賛美に変わって行きます。